招福楼東京店

十方の間じっぽうのま

12名様まで

小堀遠州公の菩提寺である孤蓬庵(京都・大徳寺内にある非公開塔頭寺院(重要文化財))にある忘筌席(ぼうせんせき)を再現したお部屋です。特別にご許可を頂き、採寸させていただいたため、部屋のサイズは忘筌席と全く同じ、胡粉刷りの天井から本来庭を眺める雪見障子まで細部にわたり再現しております。
足に負担がかからぬよう、足を下ろす部分だけ掘りを作っているのは当店のオリジナルです。
お食事の際は、掘りに足を下ろし、高坏(たかつき:本来は貴人用の菓子器として用いられた足の付いた台)でお召し上がり頂いております。
当店内で、唯一正式な床の間を設たお部屋ですので、お祝いの席やご来賓をお招きした際や、またご法要後のお食事等に最適です。
こちらは窓に一切面していないお部屋となっておりますので、ビルの最上階であることを忘れ、和の空間にどっぷり浸っていただけるお部屋となります。
小堀遠州公:戦国から江戸時代にかけての武将でありながら、徳川将軍家の茶道指南役を務めた茶人。「綺麗さび」と称される独自スタイルを確立し現在も遠州流茶道として継承されている。

洋室

4名様まで

当店で唯一西側(皇居方面)に窓を配した椅子テーブルでお召し上がり頂くお席です。
椅子テーブルで行う立礼(りゅうれい)と呼ばれる茶道の形式に使われるテーブルのサイズ感を意識し、デザインしておりますため、やや小ぶりの椅子テーブルとなっております。
雪見障子越しに見える皇居から西新宿の景色が絶好のお部屋です。
ご家族や親しいご友人とゆっくりされたい方、またカップルでまったりとお食事されたい方、ビジネスでじっくりご会食されたい方におすすめのお部屋となります。

カウンター席

カウンター時:6名様まで
個室利用時:10名様まで

北側(新丸ビル・スカイツリー方面)に窓を大きく配したカウンター席です。
見下ろせば東京駅を行き交う電車の様子をお楽しみいただけます。
通常のカウンタースタイルの際は、お一人でのんびりとお食事されるお客様や、手早く食事をすまされたいお客様、横並びがお好みのお客様に重宝して頂いております。
またこのカウンター席は入り口が二重扉となっており、対面で椅子を設ることができるため、10名様までの椅子テーブル個室としてもご利用頂いております。 開放的な空間でゲストを招いてお食事されたい方、お仲間やご家族と和気あいあいとお食事される際に最適です。
本来はカウンタースタイルを目的に設計しておりますため、対面でお食事をされる際はテーブル幅が若干狭く感じられますことご了承くださいませ。

小間こま

全4室(1室あたり6名様まで)
全室利用で最大24名様まで

個室使いから、全4室を繋げて最大24名様まで、お人数に合わせてご利用いただける、汎用性のある掘りごたつ式のお部屋です。
お部屋を区切っているのは、鉛の入った2枚構造の壁となっておりますため、大声を出さない限り、お隣同士のお話は聞こえませんので、顔を障したくないビジネスシーン、こじんまりとご友人やご家族でのお食事の際にちょうど良いサイズのお部屋です。
また壁を抜くことで、お人数に合わせてご用意ができるため、24名様までであれば、同窓会やご宴会、企業様のお集まり、ご婚礼後のご会食やご法要後のお集まりなどでご利用いただいております。
テーブルは各部屋固定されておりますので、テーブルを繋げることは出来かねます。部屋同様斜めに配したスタイルですので、4つ繋げた際でも、対角で一番端の方同士であっても、お顔を覗き込まなくても、皆様の様子がわかるので、大勢でも一体感があるとご好評を頂いているお部屋です。
7名様以上でこちらのお部屋をご利用の際は、掃除はもちろんのこと、壁を外す作業がございますので、その際はあらかじめお部屋ご指定の上、ご予約いただけますと幸いです。